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スタッフBLOG

工藤建設興業のスタッフブログ

桃太郎のルーツ?

2020-01-18
 トップページの「工藤建設興業からのお知らせ」のページに戸田建設様の安全祈願祭について書きました。御祈祷をして頂いたのは高松市の「田村神社」ですが、その一角にあった銅像を写真に撮りました。よく見ると中央の男の子が犬、猿、雉を侍らせておりまして、こりゃ「桃太郎」ではないかと思ったのですが…
 
 左側の「きび団子」らしきものを持った女性が気になるんですね。どう見てもて桃を拾ってきたお婆さんにしては若いですわな。銅像の下の銘盤に何やら書かれておりましたので、ほんの少しだけ調べてみました。
 
 まず「桃太郎風」の男子ですが「吉備津彦命(きびつひこのみこと)」というお方で、古事記や日本書紀などで伝えられている古代日本の皇族なのだそうです。おとぎ話の「桃太郎」は、この方が吉備地方を平定した時の活動がモチーフになっているとの説があるようです。
 
 この吉備津彦命を祀った神社がいくつかあってその中の一つが件の「田村神社」です。そして、「お婆さんにしては若すぎる」と思われる女性は「倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)」という舌を噛みそうな名前で、吉備津彦命のお姉さんらしい。そりゃあ「お婆さん」には見えん筈です。
 
 と、ココまで書いて、この話は非常に「オチ」がつけにくいという事に気付いてちょっと焦っております、どうしましょう?しょうがないから「お姉さん」の名前を舌を噛まずに言える工夫をしてみよう。どうも日本神話の神様とか古代の皇族様達の正式名は漢字を訓読みにするのでややこしいですよね。漢字の意味的な感じで区切ってみたらどうでしょう。
 
倭(やまと)迹迹日(ととひ)
※ここで「と」が3つ続くから読み難いんですね。
 
百襲姫(ももそひめ)命(のみこと)
 
 これなら何とか言えます。オチのないまま終わります。
 
 
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