工藤建設興業のスタッフブログ
肉食昆虫
2025-03-22
昆虫の王様とも呼ばれるカブトムシを飼っていて、ほらあの透明の水槽みたいなヤツ、飼育ケースと言うんですか、その中に入ってるんです、雄と雌の番いで。
ダイニングのテーブルの上で餌をやろうとしておりますと、どこからともなくゴキブリ君が出現。これを目ざとく見つけた雄のカブトムシが、飼育ケースの蓋を跳ね除けて襲い掛かります。不意を突かれたゴキブリ君、羽を広げて隣の部屋へと飛んで逃げる。
「羽根ならオイラだって持ってるさ」とばかりにこれを追うカブトムシ。ゴキブリ君はこたつの中へ飛び込んで身を隠すが、それを見逃すようなカブトムシではありませんよ、後に続いてこたつの中へ。
この攻防をただただ見守るしかなかった私ですが、しばらく膠着状態が続いているのか静かな様子のこたつの中を覗いてみようと布団の端に手をかけた瞬間、バッ!と黒いものが飛び出してくる。これはカブトムシかはたまたゴキブリか・・・
飛び出てきたのはゴキブリを前足でしっかり抱えたカブトムシ。その口元に目をやると、うわっ!ゴキブリ食ってるわ。そしてその体勢のまま雌の待つ飼育ケースへと向かう。ああそーか、雌にも分けてやるつもりなんだなあ。
ライオンが百獣の王で、もうこれはみなさんご存知獰猛な肉食獣です。一方カブトムシも昆虫の王様と言われるくらいですから、そりゃもうゴキブリなんぞ捉えて食うのは朝メシ前か、やっぱり「王」の字が付く生き物は肉しょ・・・ん?おかしいなあ、カブトムシの主食と言えば、
樹液だろうがっ!
と思った瞬間、目が覚めました。そう、これは夢の中のお話でした。だから全部ウソです。え?どこからがウソって?最初から全部。私は現在も過去に遡っても、一度たりともカブトムシの飼育をしたことはありません。
