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スタッフBLOG

工藤建設興業のスタッフブログ

教えて!ChatGPT part2 ~ちりとてちん篇~

2024-03-16
 前回の記事で、ChatGPTにいろいろ質問してみました。詳細は「コチラ」。その記事の最後の方に、「知ったかぶり」をする人を題材にした上方落語の演目「ちりとてちん(江戸落語では「酢豆腐」)」について少し触れました。
 簡単にあらすじを説明しますと、何でも知ったかぶりをする男に一泡吹かせてやろうと、腐って色とりどりのカビが生えた豆腐を、これは「長崎名産ちりとてちん」という珍味である、頂き物なので食べ方が分からないと言ってその男に見せ、食べ方を教えてくれと持ち掛ける。案の定「知ったかぶり男」は知らないとは言わず、あれこれと講釈を並び立てて口にするが・・・、という話。詳しく知りたい方は「上方落語メモ【世紀末亭】」というサイトがありますので、そちらをご覧ください。リンクフリーとの事なので、ちりとてちんのページをリンクさせておきます。

 それではさっそく質問してみましょう。落語で使われたのと同様、「長崎名産」という言葉を頭にくっ付けて訊ねてみました。流石はChatGPTです、これが「食べ物」であるということは既にご承知のようでした。
 では食べ物であるということなので、どんな味がするのか聞いてみましょう。落語のでは、どんな味か?と聞かれた"知ったかぶり男"が答えて曰く、「ちょうど豆腐の腐ったような味や・・・」と下げるのですが、ChatGPT氏の回答はさに非ず。何か美味しそうな感じがするではありませんか。
 先の質問の答えの、材料といい作り方といい「小さな角形に」とか味の特徴を考えますと、何かに似ているな、と思ったので次の質問をしてみます。
 そう、長崎といえばカステラを連想します。ひょっとしてChatGPT氏、外国の方ですからね、カステラと混同してはいないかと思いその違いを訊いてみました。
 なるほど、カステラには砂糖と小麦粉以外に卵や蜂蜜、バターなどが使われていると・・・ふむふむ、そしてされに説明は続きます。
 形状や触感、味についても「カステラ」と「ちりとてちん」の違いを丁寧に説明してくれました。そうか、「素朴な甘さと風味」があるのか、ちりとてちん・・・

って違うっ!豆腐の腐った味だっちゅうの。
 とは言え、ちゃんと答えてくれたのですから、ここは私も一応お礼の言葉は伝えておかなければ。

 ってでも少し腹が立ったので・・・、
 大人げなく「知ったかぶり」と罵りの意味を込めた言葉を浴びせてしまいました。しかしこのChatGPT氏の返事を見る限り、「知ったかぶり」の意味を知らんな、と思ったのであります。
 一応張り付けたスクショの下の方に「ChatGPTは間違いを犯す可能性が」云々の文言がありますので、何でもかんでも鵜呑みにするのは(って今回の件は鵜呑みにするわけがない)如何なものかと思いますし、前回の記事でも今回の記事でも、私はこれがChat GPTの正しい使い方とも思っておりません。
 では一体ChatGPTとは何者なのか?Wikipediaの記述に「生成AIの一種」とありました。そーか!それなら「ちりとてちん」なる新しいお菓子を作ることなど朝飯前ですわなあ、これこれ、良い子は朝ごはんの前に甘いお菓子など食べてはいけませんよ。
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