「新たな化学物質規制に関する説明会」に参加しました。
2024-01-30
徳島労働局健康安全課の主催による「新たな化学物質規制に関する説明会」が、あわぎんホールにて開催されました。労働安全衛生法の改正により、職場における化学物質規制が大きく変わっています。弊社が関係する作業においても、アーク溶接等の作業時に発生する溶接ヒュームによる健康障害防止措置を義務付る法令がなど、令和3年4月1日から施行・適用されており、知識のレベルアップを図るために参加しました。
説明会の内容は、日常的に化学物質を取り扱う工場や業種向けの、かなり専門的なもので説明について行くのがやっとでしたが、この会の基本理念「法令順守型から自律的な管理へ」は化学物質管理に限らず建設現場等における職場の安全管理にも通じるものがあると感じました。即ち、
・労働者の化学物質の危険性・有害性への理解を高める
・事業者がリスクアセスメントに基づき自律的な管理を行う
が今回の改正の要点として挙げられています。訳も分からず法令で決められているからというだけでは本当の安全管理にはなりません。何が危険で何が有害かを理解していなければ(事業者が労働者に伝えて理解させる)職場の安全を管理することはできないという事です。この説明会のテキストの最後のページに書かれていたこと(以下に紹介します)を肝に銘じて、職場・現場の安全管理に努めたいと思います。
大切なのは労働災害を無くすこと
法令はそのためのヒント
法令順守は目的ではない